板垣孝司ブログ

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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2022年1月24日 公開

ブンデスリーグ 13節 【キリアンが大爆発!も Bergneustadtに2対3で敗退】

ブンデスリーグ 13節 【キリアンが大爆発!も Bergneustadtに2対3で敗退】

コロナの急激な拡大の中、現在行われている全日本卓球選手権でも多くの棄権者が出ていますが、ブンデスリーグも厳しい状況が続いています。エースのシュテガーが前節に続き隔離中のため出場できず、そしてマクシムもWTTデュッセルドルフ大会の試合中に足を捻挫してしまいました。チームに陽性者が2人以上出た場合は試合を延期できますが、怪我人では試合は試合は続行しなければなりません。今日の試合はキリアン、フィリップ、そして長男のアキトが出場することになりました。(試合に出た経緯などは後日ブログに記載します)

対するBergneustadtもデュダ(ドイツ/WR41位)が隔離中?との噂が流れ、「キリアンとフィリップで3勝しチームの勝ちはあるかも」と会場に足を運ぶと、デュダは元気に練習していました。オーダーを考える余裕もなく「1番キリアン、2番アキト、3番フィリップ」で久しぶりに行われる有観客の前でどれだけの試合ができるのか。期待より不安の方が大きかった試合がスタートしました。

1番 キリアン vs ミノ(エクアドル/WR72位)。ミノのフォア前に徹底的にボールを集める展開で第1ゲームを取った後、どうしても自分から仕掛けてはブロックに追い込まれてしまうキリアン。ゲームカウント1対2とリードされますが「相手は仕掛けてこないから、戦術を徹底しよう。そこから持ち味のフォアを発揮していこう」のアドバイスを信じてくれたキリアンが3対2で勝利!

2番 アキト vs デュダ。世界のトッププレーヤ相手に3ゲーム足して11点(1ゲーム分)取るのが目標だったアキト。4対11、2対11、5対11の合計11点での敗退。

3番 フィリップ vs ロブレス(スペイン/WR63位)。中陣でのしぶといボールコントロールに秀でたロブレスに対し、第2ゲームを取り接戦に持ち込んだフィリップでしたが、1対3で敗退

4番 キリアン vs デュダ。過去にキリアンが勝利したことのないデュダ。ゲームカウント1対2、第4ゲームも7対10をマッチポイントを取られますが、ここから何と大逆転!最終ゲームは初めてデュダに対する戦術が徹底し3対2で勝利!

5番 フィリップ・アキト組 vs ロブレス・ミノ組。世界選手権男子ダブルス2位の実績を持つダブルスのスペシャリスト・ロブレスのチキータはコートに入ったらラケットに当てることすら難しいです。もちろんアキトのボールでは得点に繋がりません。それでも必死に食らいつき、第2ゲームはジュースまで粘りましたが、0対3で敗退。

チームも2対3で敗退しました。

【 ハイライト動画です 】

今回は私ではアキトの練習相手が務まらないので、上村さんにお願いして公式練習の相手をしたいただきました。上村さん、本当にありがとうございました。

試合後、相手チームとの挨拶の時に「ベネ(デュダ選手)、ブンデスリーグでの相手がアキトでも真剣に戦ってくれてありがとう」と伝えると「実は昨夜、アキトの試合を動画で探して、念のためチェックしたよ笑」と。

次節は1月26日(水)アウェーでのグレンツァオ戦です。マクシムは出場できない。バースティーの体調はどうなのか?今日の午後には結論が出ます。

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