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板垣孝司ブログ
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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
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元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2019年10月8日 6:16 公開

【ブンデスリーグ第6節】歓喜の勝利にシェークハンズアリーナが揺れる!ベイグノイシュタッドに3対1で勝利!

【ブンデスリーグ第6節】歓喜の勝利にシェークハンズアリーナが揺れる!ベイグノイシュタッドに3対1で勝利!

先週の試合の勝利後、マネージャーのアンディーのところに、シュテガー・バースチャンから長いメッセージが届きました。
「19歳からブンデスリーグの1部でプレーし、クニックスホーフェンは4つ目のクラブ。どのクラブも本当に良いクラブだったけど、ここは最高のクラブだよ。若い時の頃を思い出し、俺はもっともっと練習して勝利に貢献するよ」と。

試合前日、いつもなら体力温存を考えて練習量を落とすバースチャンが、残ってサーブ練習やチキータ処理を繰り返し練習する姿を見て久しぶりに涙がこみ上げてきました。「彼こそが本当のプロフェッショナルプレーヤーだ」

10月6日はホームにベイグノイシュタッドを迎えて第6節。1部リーグ2シーズンでまだ勝ったことのないチームです。特にデュダ選手(ドイツ/WR39位)に私自身が相性が悪く、及川選手もリーグでは勝ったことがありません。できるだけデュダ選手に捕まらないようなオーダーを考えなければならないのですが、キリアン選手を怪我で欠いたチームのオーダーは相手にも読まれ、及川選手が見事に捕まってしまいました。脇を固めるロブレス選手(世界卓球男子ダブルス準優勝・スペイン/WR78位)ポール選手(ドイングランド/WR93位)も実力十分で、チームの勝利には誰かが予想を覆す勝利を挙げるしかない厳しい試合でした。リーグ上位を維持するためには負けられない一戦。

15:00試合開始。

1番 シュテガー選手 vs ポール選手。ボールタッチに優れ、台上処理からカウンタープレーまでそつなくこなすポール選手に対し「ストップがフォア半面に固まると先手を取られるのでバック前へのストップも混ぜる。9-9になったら勇気を持ってフォアにフリックレシーブする」戦術で勝負。僅差でしたが3対0でシュテガー選手の勝利!今まで台上に浮いてきたボールをフォアクロスにフルスイングしカウンターを受けていた部分をシュテガー選手に伝え、しっかりとミドルに打ち込んで試合を進めてくれたシュテガーのナイスゲーム!

2番 フィリップ選手 vs ロブレス選手。後陣での守りに秀でたロブレス選手には、速い打球点で相手が下がる前に仕留めたいのですが、第1ゲームの競り合いをモノにできなかったため、相手に気持ちの余裕を持たれてしまい0対3で敗退。

3番 及川選手 vs デュダ選手。過去に色々な対策を立てて戦いましたが、最終的にはブッツリ切ったストップレシーブに対応できず敗退しています。今日の戦術の選択肢は3パターン。「1 シンプルにミドルを攻めながら戦う」「2 フォアサイド辺りのハーフロングを中心に戦う」「3 デュダ選手(左利き)は左利きを苦手としている。なので自分が左利きになったつもりで、サーブも真ん中から出していく。自分のフォアハンドは左利きのバックハンドと思って台から下がらない。徹底的にバック前を攻めてフォアのストップをさせない」。及川選手が選んだ戦術は3番。

勝負!

第1第2ゲームは戦術が完全にハマり先取。しかし第3ゲームはそれでもストップレシーブをされ1対11で落とします。第4ゲームも0対6と大きく離されますが、ここから開き直った及川選手が

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板垣孝司監督

板垣孝司監督

青森山田学園中高男子卓球部監督を経て、現在ドイツブンデスリーガ1部のヘッドコーチ。 これまで青森山田でオリンピック選手を始め、多くの日本代表を育ててきた。シェークハンズでは、初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを発信。

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