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板垣孝司ブログ
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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
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元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2024年3月11日 23:01 公開

全ドイツ U-15 Top12 でコハルが1ゲームも落とさず完全優勝!アキトが7位、カズトが8位

全ドイツ U-15 Top12 でコハルが1ゲームも落とさず完全優勝!アキトが7位、カズトが8位

週末、地元バイエルンで全ドイツトップ12が行なわれました。
試合前にバイエルンのHPには「板垣ファミリーの家族旅行」という表現で書かれていました。今回は無事に長男アキトはU-19、コハル、次男のカズトはU-15にと、兄弟3人が同時に出場することができたためです。コハルは推薦でしたが、長男と次男は苦しんで48、24を通過したので、自分としても3人同時にでられたことは嬉しい限りです。

地元での大会に3人とも出場できたため、妻も同行。私と選手が宿泊するホテルとは別に近くのアパートに宿泊し、大会を見守りました。

ちなみに

➡︎全ドイツTOP48(推薦者含め出場者48人で予選リーグ後にトーナメント)
➡︎全ドイツTOP24へ(推薦者+上記の試合結果で24人がエントリーされ予選リーグ後トーナメント)
➡︎全ドイツTOP12(最終ステージは推薦者+TOP24の結果でエントリーされた12人全員でリーグ戦)と続きます。

2回ほどふるいにかけられ今回は最終試合。ほとんどのカテゴリーでジュニアナショナルチーム選手が多いので、いつもよりは奇声やらルールを守らないサーブを出すとか、エッジでもめることもなく清々しい試合でした。

結果はコハルは1セットも落とさずに11試合全勝優勝(昨年も全勝優勝)
アキトは5勝6敗で7位
カズトは4勝6敗で8位

コハルは前々日までかなりナーバスでしたが、今ドイツで練習している杉田さんに「今回勝ったら本物だよ」と言われて、そこから気持ちが切り替わりました。前日はホテルでいつもより熟睡できたそうで、1試合、2試合と試合を進めていくうちに落ち着きがどんどんでてきて、2日目には「セット落とさないで優勝する」と私たち家族に宣言し試合をしました。試合では4−8、4−9というカウントを見ましたがセットを落とさずにベンチに笑顔で戻る姿には驚きました。国際試合にたくさん出場し経験を積んでいるなあと思いました。もちろん相手選手は向かってくるので他の選手と試合しているより良いボールが入りコハルもびっくりするシーンはよくありましたが、これは親バカですがそれでもどっしりと構えているように思えました。ベンチに入ってくれた元ハンガリーの代表選手であったクリスティーナ・トートも「前ほど危なっかしさがなくなってきた」と褒めてくださいました。

アキトは、12人中5人がバイエルン州の選手で、州が同じ場合は同士討ちなのでベンチコーチなしで、最初にバイエルン4人と試合をし、その後に他の州の選手と対戦しました。アキトにとって数年前のU-15の時にトップ12まで進むことができましたが、U-19は今回が最初で最後の試合。去年も一昨年も24で負けてしまいました。ここまで来るのに長い道のりでした。

実は最近私の話も聞かないので、最初はベンチに入らず別のコーチにお願いしていました。もちろんベンチコーチは最高のアドバイスをしてくれていますが、悪くはないが勝ちに結びつかない状況でした。初日の最終試合の前にアキトから「ベンチに入って欲しい」と言われたので「1試合10セント(約16円)で入ってあげるよ」と伝え入りました。

アキトの基礎技術は確実に上がっていますが、とにかく試合が下手で自分の技術を発揮できない…

試合でキーポイントになるサーブ、レシーブ、コース取り、ポジショニング… をアドバイスしドイツの世界ユース カデットチームのエースにフルゲームで勝利しました。翌日へのモチベーションになったようで、その晩初めて僕に「明日の4試合もベンチに入って欲しい」と頭を下げてきました。翌日の4試合は全員ナショナルチーム。全敗もありえるけど本人は勝ちたいという意識だけは持っていたので快諾しました。その4試合を2勝2敗で乗り切り、通算勝ち越しとはなりませんでしたが5勝6敗の7位で大会を終えました。

カズトは前日まで体に力が入り良い状態でしたが、試合当日は力が抜けてクラゲ状態・・・振り回されてばかりでした。通算成績は1人が途中棄権のため4勝6敗の8位。今のカズトの実力の場所でした。カズトのベンチにも2日目から「1試合10セント(約16円)」で入り2勝2敗でした。
今後試合当日に体の力が入る状態を作ることが課題かと思いました。カズトは来年もこの試合に出れるチャンスはあるので、ここまで勝ち上がって来年はもっと良い結果を残したいというほど悔いが残った試合でした。

今回各カテゴリーで棄権が相次ぎました。
せっかくの全国大会なのに残念です。前日までの棄権の申し出があれば繰り上がりがあるので12人のリーグ戦で争うことになります。
今回は試合中に腹痛で救急車で搬送された選手もいましたし、膝痛で途中棄権した選手もいますし、Uー15の男子の優勝者は体調不良でした。ストレスを抱えても頑張って試合に出て、途中棄権した選手もいればやり抜いた選手もいて、この試合の過酷さを肌で感じました。

コハルには「1ゲームも落とさずの優勝は凄いね!」との言葉は伝えていません。
が、親目線ではなくコーチ目線で見ると「凄ぇ〜な」と思います。コハルは私のブログは読んでいないので…

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