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板垣孝司ブログ
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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
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元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2021年10月21日 23:42 公開

第7節 vs ベイグノイシュタッド 【 マキシムはヨーロッパ選手権の再現ならず、2対3で惜敗..】

第7節 vs ベイグノイシュタッド 【 マキシムはヨーロッパ選手権の再現ならず、2対3で惜敗..】

10月8日(金)20:00にスタートしたアウェーでのベイグノイシュタッド戦では、改めて卓球の難しさを痛感させられました。

前週まで行われたヨーロッパ選手権(団体戦)に出場していた選手たちには本当にハードなスケジュールでしたが、対戦相手チームのデュダ選手(ドイツ/WR38位)やロブレス選手(スペイン/WR63位)も同じ条件なので、プロ選手はそこに言い訳はできません。

「コージ、デュダとの闘い方はわかった。今日は自信がある」と伝えてきたマキシムでしたが「一回なら勝つチャンスはあるけど、毎回来てるかな。」とバースティー。毎回フォルトを取る審判も来ていなく、ガチの試合になる予感がしました。

オーダーはエースにバースティー。ドイツ選手権の決勝でデュダに完敗していますが、まずは相手の3番手として出てくるであろうラーネフー(スウェーデン/WR204位)に確実に勝利してほしい。マキシムは2番でデュダとの勝負。3番のキリアンとロブレスはほぼ互角。

ところがベイグノイシュタッドはラーネフーではなくミノ選手(エクアドル/WR77位)を起用してきました。ミノ選手は本当に誠実な人柄で、私も親交がありますが、対戦相手として戦うのは初めてなので試合直前に動画を探して見て、イメージをバースティーに伝えました。

20:00試合開始

1番 マキシム vs デュダ。ヨーロッパ選手権団体決勝では、バック対バックになったときにボールに緩急をつけながら相手を崩して逆転勝ちしたそうですが、今日のデュダはその緩いボールをバックで狙い打ってマキシムにペースを掴ませません。得意のブロッキングゲームでもデュダに動き切られて0対3での敗退。

2番 バースティー vs ミノ。ミノはサーブやドライブのタイミングが他のヨーロッパ選手と違うのでやりにくいです。「ここを攻めよう!」というボールをことごとく待たれてしまい1対3での敗退。

チームも0対3で敗退すると勝率が同じになった時に不利になるので、何としても1試合でも多く勝ちたい..

3番 キリアン vs ロブレス。キリアンのロングサーブからの展開とチキータにこだわらずストップや長いツッツキからのカウンタードライブが冴え2対0とリード。3ゲーム目はヤンジェネ横上回転サーブに対するレシーブが上手くいかず落としてしまったものの、4ゲーム目にしっかり対応し3対1での勝利。

4番 バースティー vs デュダ。勝つためには、如何にして左利きのデュダのフォアサイドに厳しくバックドライブを打てるか.. もちろんこのボールを打たせないようにバースティーのミドルを上手く攻めてきますが、逆にミドルを攻めながらチャンスを見て厳しいバックドライブを決めたバースティーが圧巻の3対0での勝利!

5番 キリアン・マキシム組 vs ロブレス・ミノ組。ロブレスとは何度もダブルスで対戦しているので、ミノがダブルスでどんなプレーをしてくるかを見切ることが勝負の分かれ目になります。1〜2ゲームは簡単に落としましたが、戦術のわかってきた3〜4ゲームを取り勝負は最終ゲームへ突入しました。が、第5ゲームの前半に連続失点をしてしまい、常にあと1点を追いかける展開に。最後はミノに思い切られ2対3での敗退。

チームも2対3で敗退しました。

【 ハイライト動画です 】

2失点しタオルを頭から被り座ったまま動かないマキシム。これからも若い彼には、自信をつける瞬間と勝てなかった失望感が繰り返されると思いますが、本物の選手になるためにはグッと歯を食いしばり練習していくしかないと思います。

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