


2024-2025 全ての試合が終わりました。プレーオフ準決勝 デュッセルドルフ戦は 第1戦(ホームゲーム)が 1 対 3。第2戦(アウェーゲーム)が 2 対 3 での敗退でした。
昨シーズン プレーオフを経験したことで「3戦し 2勝をあげなければならない」 このプレーオフを どう戦うのか。イメージを持って試合の望むことができましたが、あと一歩のところでチームの勝利には繋がりませんでした。
最後まで応援してくださった皆さん 本当にありがとうございました。
思い起こせば 昨シーズンのプレーオフ…
第1戦で Jin が ボル(🇩🇪/オリンピック メダリスト)とシェルベリ(スウェーデン/WR16位)に勝利し 第1戦を勝ちきり、アウェーのデュッセルドルフに移動しての第2戦.. 「第1戦で敗退したデュッセルドルフは Dang(🇩🇪/WR10位)をエース起用にオーダーを変えるだろう」と予測できていたものの「第1戦で勝った同じオーダー(NO.1 Jin No.2 Basti No.3 Filip)でもう一度勝負」と判断し 0 対 3 での敗退。第3戦も 自信を復活させたデュッセルドルフに 0 対 3。私の経験不足が露呈された試合でした。
今シーズンの第1戦(ホームゲーム)。昨年の二の舞は避けたいデュッセルドルフは NO.1 Dang, No.2 シェルベリ, No.3 ボルの最強の布陣。1番 バスティー 0 対 3 Dang。2番 Jin 1 対 3 シェルベリ。3番 フィリップ 3 対 0 ボル。4番 Jin 0 対 3 Dang。チームは1 対 3で敗退したものの
「昨シーズンは第1戦で勝利した後、もう1勝するのは難しい」と感じていましたが、今シーズンは「フィリップがボルに勝利したこと。そして ここまで完璧なプレーだと思っていた Dang と シェルベリ の僅かな隙を見つけることができたので、第2戦はチャンスがあると思う」と試合後のインタビューで答えました。
第1戦の映像を何度も見返し「Dang と シェルベリに完璧なレシーブをされていて サーブを持った時の得点率があまりにも低い。今から新しいサーブを出すのは難しいが、工夫すれば もっと 得点率が上がる。 Jin は Dang とシェルベリには勝てる!」が結論でした。あとはフィリップとボルが当たるオーダーを組むこと。2 対 2 にして ラストのダブルスに回せば勝機はある!
4月27日 12:15 オーダー交換…
昨シーズンの私たちと同じで 第1戦に勝利したデュッセルドルフは全く同じオーダー。
私が決断したクニックスホーフェンのオーダーも第1戦と全く同じオーダー。
「デュッセルドルフの選手達が『オーダー変えてこないの?』と皆んなで笑っていましたよ」と Jin。
「いやいや、勝算があるからこそ このオーダーなんだよ」
13:00 試合スタート
1番 バスティー vs Dang。ブンデスリーグで使用する様々なメーカーの卓球台の中で「最も止まる台」と言われるデュッセルドルフの卓球台は 大きなラリーの得意なバスティーにとっては簡単ではありません。対する Dang はペンホルダーの長所である 台上技術の正確さを発揮し 0 対 3 で敗退。
2番 Jin vs シェルベリ。昨シーズンから数えて6度目の対戦。最初に2勝した後は3連敗中。第1ゲームは徹底したバックハンドサーブからの展開。悪くはないものの要所で点が取れず第1ゲームを落としましたが、第2ゲームは フォアハンドサービスに変え ゲームカウント1対1。第3ゲーム 8 対 8 の場面で私がタイムアウトを要求。次のレシーブと 最後に回ってくる自分のサーブを 打ち合わせしていた「工夫をするフォアサーブで戦ってほしい」とアドバイス。このゲームをジュースで取り ゲームカウント 2 対 1。第4ゲームは シェルベリが崩れて Jin が大きな勝利!
3番 フィリップ vs ボル。ボルにとって この試合が「デュッセルドルフでの最後のホームゲーム」かなり気合が入っているのが分かります。第1戦でボルに勝利していたフィリップですが、ボールが止まる卓球台では 得意のロングサーブのバウンドが跳ね上がり スピードも落ちるので 連勝するのは簡単ではないと感じていました。試合開始直前まで 入念にロングサーブの確認をしていたフィリップを信じて 試合スタート。
しかし、9 対 9 の場面で勝負に出たロングサーブにミスが出てしまいます。完全に動きの逆をついていただけに…
それでも「ミスを恐れず 強気なサーブを出していこう」とアドバイスし ゲームカウント 0 対 2 から 2 対 2 まで追いつきましたが、最終セット中盤に点差を離され 2 対 3 での敗退。
4番 Jin vs Dang。過去 2戦 2敗 でしたが、サーブからの展開の時に Dang にパーフェクトなレシーブをさせないように試合を進め、徐々に Dang が レシーブで できることを限定させていく展開。そして Dang の十八番を奪うような 台上フリックを何度も炸裂させた Jin が 世界10位に 3 対 1 で勝利!
5番 バスティー・アレグロ 組 vs ボル・シェルベリ 組。2人がペアーを組んで試合に出たのは この試合が初めてなので 分析する映像がなく、試合展開を見ながらのアドバイスしかありませんでした。派手なプレーをせず どっしり構えて リスクを負わないデュッセルドルフに対し、なかなか確実な得点パターンが見出せず、10 対 12、10 対 12 と あと 1点が取れず ゲームカウント 0 対 2.. 第3ゲームも 9 対 11 で敗退。
この結果 準決勝での敗退となりました。
【 第2戦のハイライト動画です 】
シングルスでの出場チャンスが なかなか なく、それでも全試合に十分な準備をし、ダブルスで驚異的な勝ち星を稼いでくれた アレグロに対し「マータン(アレグロ)まで回して、コートに立たせよう!」と皆んなで戦いきった最終戦。敗退し悔しさはありますが 悔いはありませんでした。
そして、この試合をもって 卓球選手として引退する Jin には本当にお疲れ様と言いたいです。小さな町の卓球クラブを 2年連続プレーオフ進出に導いてくれた その人望と実力に本当に感謝です。しかも最高の形での引退とは..!
激戦を勝利し アドレナリンが収まらず 喋り続けながら 帰ったアウェーゲームの帰り道もあれば、力を発揮できず 落胆して帰宅する時もありましたが、全ては素晴らしい思い出となりました。

Jin と同い年で 協和発酵キリンに同期入社した 森本さん( 愛知工業大学 男子卓球部監督 )ご家族も Jin の試合を応援するために わざわざ日本から足を運んでくださり、梅村 さん(バタフライ🇩🇪)と一緒に「Jin のお疲れ様会」を最高の笑顔で行うことができました。
2024-2025 シーズンが終了し、また新たなシーズンが始まります。ハーベソン(オーストリア/WR106位)ベルテスマイヤー(🇩🇪/WR84位)を新たに迎え入れ 全く新しいチームでのスタートになります。
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