


こんな結末を誰が予想できたでしょうか.. エイプリルフールの冗談ではありません..
シーズンを通して スタートの第1戦から 全力を尽くしてきた積み重ねが「シーズン」だと思います。どの試合も重みは変わらないはずです。が ゴールが見えてくると プレーオフ進出の可能性のあるチームには かなりのプレッシャーがかかってきます。それは昨シーズンで学んだこと。その中で いかに平常心でコートに立てるかが大切だと思います。
今シーズンは オプチョロフ(🇩🇪/オリンピック メダリスト)はじめ、多くの世界トッププレーヤーがブンデスリーグに参戦し、私が🇩🇪に来てから 過去最高のハイレベルなシーズンだったと思います。4強( デュッセルドルフ、ザーリュブリュッケン、オクセンハオゼン、フルダ )の一角に割り込み、2年連続のプレーオフ出場という目標は「今年もプレーオフに行きます!」と軽々しく口に出せるものではありませんでした。
12月にシュテガーが右手小指を骨折し 1ヶ月間試合に出れない期間がありましたが、Jin、フィリップ、アレグロの3人だけで勝利を重ね、シーズンもいよいよ佳境に入ってきました。
私が開幕前に掲げた「14勝8敗が プレーオフへの最終ラインだろう。15勝なら確定かも」という計算が現実味を帯びてきて 13勝6敗で迎えた第20節 アウェーでのベイグノイシュタッド戦。マッチカウント1対2、4番のエース対決 Jin vs Duda(🇩🇪/WR16位)は最終ゲーム 6対10。あと1失点でゲームセット.. ここから Jin がジュースに追いつき大逆転勝利!ラストのダブルスも勝利し シーズン14勝目!
同じ時間に行われていた ザーリュブリュッケン vs バッド ホンブルグの試合は 2対1 バッドホンブルグ がリードし 4番の フランシスカ(🇩🇪/WR8位) vs カールソン(スウェーデン/WR100位)は最終ゲーム 10対8でカールソンがリード。この試合にザーリュブリュッケンが敗退すれば、この時点で 私どものプレーオフ進出が決まります。
フランシスカも この絶体絶命の試合を乗り切りました。Jin と同じように.. 残りは第21節と第22節..
第21節はホームにグルーンウェッターズバッハを迎えての試合。今シーズン 中位にいるグルーンウェッターズバッハに勝利し プレーオフ進出を決める試合を見るために 満員になったシェークハンズアリーナ。しかし 1対3 で敗退。ところがフルダも最下位グレンツァオに敗退。
いよいよ最終第22節。ザーリュブリュッケンはフランシスカ、ヨルジッチ(スロベニア13/WR位)が WTTインドをキャンセル。この最終節にコンディションを整える万全の体制。クニックスホーフェンとザーリュブリュッケンの勝者がプレーオフ進出決定。
フルダはムールハオゼンとのアウェーマッチ。オプチョロフもWTTインドをキャンセル。一方のムールハオゼンはベルトランド(フランス)とハーベソン(オーストリア)が出場できないとの噂が入ってきました。であればフルダの負けは無いだろう。
ザーリュブリュッケンに敗退すれば、3位から5位に転落し、最後の最後にプレーオフ進出を逃してしまう..
ただザーリュブリュッケンは強かった。0対3 で敗退..

試合が終了し 今日の試合限りで クニックスホーフェンを離れることになっている(はずの) Jin, アレグロ, キリアンへの お別れセレモニーが粛々と進行していく中 携帯を見ながら「ヨー」と声をあげる人が。
「現在、ムールハオゼン対フルダは 2対2。ラストのダブルスには 来シーズン加入のハーベソンが出場します!」
お別れセレモニーのために用意されていた 大型スクリーンが 急遽 ライブ映像に変わり 会場のみんながムールハオゼンへの大声援に変わる!
歓喜の瞬間でした笑
後日、ハーベソンに電話をしました。
「コージ、我々プロフェッショナル選手はフェアプレーじゃなきゃならないんだ。プレーオフがかかろうと、かかっていまいと、最後まで全力を尽くす。それが全てだよ」
私と妻は日付が変わる前には帰宅しましたが、朝方3時ころまでアリーナで大騒ぎをしていたと 後で聞きました。
卓球の指導者として30年近く生きていますが 初めて体験する感覚でした。
嬉しいでも 悲しいもでもない。
何とも表現できない「やりきった感」でした。
こんな小さな町の「おらが街 卓球クラブ」が2シーズン連続でプレーオフに進出したことは 本当に奇跡だと思います。
さぁプレーオフ!昨シーズンは 準決勝の試合システムすら知りませんでしたが 今年は 経験があるので、昨シーズンよりも更に伸び伸びと戦いたいと思います。
Jin の引退も伸ばしました笑
あおば くん、なのは ちゃん、もう少し パパの力を貸してね!
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