スーツ姿の30歳の男性は、平然として自分の任務を遂行しています。
本当は『狂喜乱舞』したい気持ちでいっぱいだったのではないだろうか。
はたまた、号泣して目の前にいる男を思い切り抱き締めてやりたかったのではないだろうか。
3階席から観戦していました。
全日本卓球選手権大会
　　　　　男子ダブルス優勝
小林広夢・伊藤礼博（日本大学）
準決勝、決勝と明らかに格上相手に目を見張る強さを見せつけました
素晴らしいプレーであり、ダブルスの戦い方の一つの境地を見出すことができました。
試合後すぐにフロア内で優勝者インタビューが行われます。
優勝の2人をアテンドするのが、なんと伊藤礼博選手の兄の大博氏。
日本卓球協会の事務局に勤務。
今大会もスタッフとして奔走中。
まさか、弟を優勝インタビューの場に導く任務をするとは思わなかったのではないでしょうか。
感情をグッと抑え任務遂行していました。
3日前に会場でお父さんと大博氏の奥さんと子供さんに会いました。
伊藤家はステキな家族です。
礼博選手を中心に家族愛をいっぱい感じます
優勝おめでとうございます㊗️