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ドイツ1部監督。青森山田前監督

コハルの帰国とヤングロシアの大躍進!

コハルの帰国とヤングロシアの大躍進!

コハルがWTTベオグラード大会から帰国しました。11歳のコハルを一人で電車に乗せるのは怖いのでミュンヘン空港まで迎えに行ってきました。

13歳以下の部で3位、15歳以下の部でベスト8という結果で、どっちも優勝者に敗退しましたが、初めての国際大会で良く頑張ったと思います。11歳以下も出場可能でしたがコーチ陣も私も今回は上の年代で挑戦して欲しいという考えが一致したので13、15歳以下にエントリーしました。


空港からはコーチのクリスティーナ・トートさんもミュンヘンの自宅まで乗せて行きました。「コハルは守りのラリーと台上のレシーブは通用するものがあるけど、左利きのサーブへの対応と自分のサーブのバリエーションを増やすことが課題かな」と教えてくれました。ヨーロッパのタイトルを7度も獲ったレジェンドにベンチコーチしてもらえるとは心強いし本当に勉強になると思います。


憧れの卓球レポートの大会結果にも掲載していただきました。カタカナでの「イタガキ」は何となく恥ずかしいような他人のような..

帰りの車の中では後部座席に座っているコハルに携帯電話を渡し、ちょうど行われていたヨーロッパ選手権の準々決勝、ロシア対オーストリアの試合を実況中継してもらいました。

「パパ!マキシムが今やってる!」「今オーストリアが2対1リードで、マキシム対ハーベソン(WR44位)。今2対2で最終ゲームスタートだよ」

最終ゲームか….

マキシムはブンデスリーグでは現在1勝3敗。その3敗全てが2対3での負けでした。「俺は時々最終ゲームになると良いプレーができなくなる」と試合後にうな垂れるマキシムを見てきました。シーズンのスタートでは試合後に選手に送る戦術動画でマキシムに戦術・技術のことをアドバイスしてきました。しかし彼の問題はメンタルだと思ったので、水谷選手が東京オリンピックの混合ダブルスでドイツペアーにマッチポイントを取られてから、どうメンタルを変えて逆転勝ちをしたか、そのインタビューを英語にして戦術動画に入れたりして「最後まで自分を信じて強い気持ちで戦う事が大切」とアドバイスしました。

「4対0マキシムリード!」
「うわぁ 4対5」「8対10…」

ここまでか…

「マキシム追いついたよ10対10!」「13対12 マッチポイント!」「勝った!」

鳥肌が立ちました。

おめでとう!とメッセージを送ると、動物とハートマークの絵文字入りで返事をくれました笑

ラストのシドレンコも格上のガルドシュ(WR24位)にフルゲームで勝利し、20歳のカッツマン・19歳のシドレンコとマキシムでヨーロッパ選手権でのベスト4入りは快挙だと思います。3人ともコーチのマズノフとともにドイツで生活をしプレーしているのでマズノフも本当に嬉しいでしょう。

そして今、ブログを書きながらライブで見ている準決勝ではスウェーデンのケルバーグ選手にも勝利しました!

数日前、カズトと一緒に歩いている時「パパ、俺、将来は卓球のプロか学校の先生になりたいな。もちろんドイツで学校の先生でドイツ語とラテン語の先生だな」と言ってきました。「なれると思うよ。勉強も卓球も頑張るしかないね。」と答えました。その3日後には「ラテン語むずかしいから辞めるかも」と朝改暮令ですがまだ11歳。多くの夢を見て成長して欲しいものです

後部座席に座っているコハルに、今まで一度も聞いた事がない事を恐る恐る聞いてみました。

「コハルは将来卓球のプロになりたいの?」

「うん。なりたい。」

「卓球選手を職業にするっていうことだよ。」

「わかってるよ。」

長く卓球に携わっているものとして、卓球のプロになるために、どれだけの苦労が必要なのかを見てきたので、簡単な道ではないと思いますが、子供達が夢を持って過ごせる事は素晴らしいと思います。

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