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ジュニア、トップ選手、強豪校を指導

動画研究の工夫

動画研究の工夫

ジャパン・トップ12の観戦に行ってきました。

女子は、石川佳純選手と福原愛選手が棄権して残念でしたが、男子は水谷、丹羽、松平、岸川の出場で盛り上がりました。勝ち負けにも興味ありますが、世界大会の前に技術的な進歩があるかどうかが一番の楽しみでした。水谷隼と松平健太の決勝戦は稀にみる好試合でした。様々なテクニックを駆使しての展開で、卓球の醍醐味を存分に味わわせてもらいました。世界大会が楽しみになります。

この大会は、ベンチコーチがありません。選手一人で戦います。もちろんフロアはマットが敷かれ、フェンスは通常より低いものが使用されて観客席から見やすくなっています。選手の多くは、三脚の付いたビデオカメラを手に持ってコートに入ってきます。なかにはコート内を横断してベンチにカメラを設置し、試合前の練習が終わるとベンチに戻って自分でスイッチ・オンして試合を始めます。トップ選手が一人で全部やっている姿は、ちょっとコミカルに見えます。あの丹羽選手も水谷選手との準決勝でカメラの角度を気にしながら録画ボタンを押して試合に向かったのは可愛らしくも見えます。ビデオカメラを利用して動画で分析・研究することは、既に常識になっていますね。

数年前、クラブ選手権で青森市に行きました。クラブの選手の練習のために青森山田高校の練習場を使わせてもらいました。夜間に練習場を使いましたが、青森山田の選手は夕食を終えてサービスの自主練習に来ました。みんな黙々とやっています。広い練習場の一番端の台で面白いことをやっている選手がいました。サービスを出している自分の姿をビデオカメラで撮影しています。それもカメラのアングルを変えて色々な方向から撮っています。一通り撮影すると録画した映像をチェックして、少し考え込んで再び撮影を始めます。これを2時間以上かけて何度も繰り返していました。それも凄い集中力で周りの雑音は全く気にしていませんでした。

彼は、昨年のインターハイシングルスで優勝し、全日本ダブルスでも優勝しました。結果を出す選手は、頑張って練習するだけでなく、工夫があるのですね。

平岡義博

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