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松下浩二vsティモ・ボル(平岡義博選)

松下浩二vsティモ・ボル(平岡義博選)
世界選手権東京大会の日本代表に カットマンの塩野真人選手が協会推薦で選ばれました。塩野選手は、全日本ではランクにも入れませんでしたが、最近の世界での大活躍を考えると、選出は納得できるものがありますね。
過去、1970年以降の全日本でベスト8以上に入ったカットマンは、笠井賢二、古川敏明、高島規郎、五藤ひで男、渋谷浩、松下浩二、山本恒安、丹藤貴の8人しかいません。簡単ではないのですね。カットマンのプレーは、常に観客に感動を与えてくれます。
2000年マレーシア・クアランブールで行われた世界選手権大会男子団体準々決勝ドイツvs日本での松下浩二選手とティモ・ボル選手との対戦は球史に残る素晴らしい試合でした。私は、この対戦をコートサイドでビデオ撮影していました。いつもは打法や戦術を分析しながら冷静に試合を見ていますが、この試合だけは卓球の素晴らしさに魅了され興奮して一人の観客になってしまいました。
ティモ・ボル選手の両サイドへの厳しいボール、更にミドル攻め。それをカットで凌ぎ切ってからの反撃を決める松下浩二選手。カットマンの方なら「カットになって良かった」と思える最高のプレーです。
平岡義博
 
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