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もし私がベンチコーチだったら!?

もし私がベンチコーチだったら!?

今回の全日本で水谷隼選手と戦うためのベンチアドバイス(平岡の私見)

2014年全日本選手権大会が終わりました。男子は水谷隼選手、女子は石川佳純選手が日本一となりました。終わってみれば大本命が順当に優勝したと言っていいでしょう。しかし、波乱の多い大会であったことも事実です。決勝戦に町飛鳥選手と森さくら選手が出てくるとは誰も予測しなかったでしょう。

水谷隼選手は、今大会で落としたゲームは3ゲームしかなく、圧勝で優勝したことになります。確かに強さは王者の風格がありました。最大のポイントは、バックハンドの攻撃力アップです。今までのバックはブロックが多くフォアハンドに繋げるための技術でしたが、今回は回転の良くかかったドライブを前陣でも中陣でも多用し得点していました。現代の卓球において、有利なゲーム展開をするためには必要な技術です。

しかし、フォアハンドに問題が生じていました。フォアへの跳びつきは以前ほど大きく動けないように感じました。更に一番の問題は、バックサイドの回り込みが小さく、フォアドライブが詰まってしまい体勢が崩れることが多かったことです。当然、バックハンドを多用すれば、フォアハンドやフットワークが疎かになり易いのは否めません。更なる進化のためだと受け止めています。

私が対戦相手のベンチコーチであったら、まず水谷選手のミドルにサービス・レシーブを集め、フォアハンドでドライブをかけさせます。そのボールをフォアサイドへ返して徹底的にフォアを突きます。または、バック対バックのラリーにして、先にフォアサイドへ回してから同様にフォアを徹底的に突きます。すると必ずバックサイドのボールに対して、先手を取るために回り込んでフォアハンドで攻めてきます。当然大きな打ち合いになります。水谷選手はラリーでも大きく回り込んでバックサイドからもフォアハンドを使うようになるはずです。水谷選手のフォアサイドは更に大きく開き、プレーゾーンは台から離れていきます。ここからがチャンスです。

水谷選手や丹羽孝希選手は【天才】です。天才に勝つには大きく動いて汗を掻いてもらわなければいけません。天才の苦手とするところです。天才と呼ばれる選手たちが負けた試合は、プレーゾーンが通常より大きくなった場合が多いと思います。もっとも、この状況まで持ち込むには、高い技術レベルとプレーの勢いがないと無理なところですね。

もし、水谷選手と丹羽孝希選手や松平健太選手との対戦があったなら、どのような戦い方をするか楽しみだったのですが・・・

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