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板垣孝司ブログ
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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
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元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2015年8月3日 16:15 公開

この1球に魂を込めて!青森山田学園で最も伸びた『彼』とは?

この1球に魂を込めて!青森山田学園で最も伸びた『彼』とは?

〇〇選手(青森山田中学 ~ 青森山田高等学校 ~ ………大学 ~………)

青森山田学園卓球部に関わってくださるたくさんの方々、保護者の方々の応援、そしてその期待に答えるべく選手達は切磋琢磨し、オリンピック出場(福原選手、水谷選手、丹羽選手)をはじめ数多くの選手が日本代表として活躍してくれています。しかし、ものの見方は表裏一体、「もともと日本一を獲った強い選手が入学して来るんだから当たり前じゃないの。」という意見もあるかもしれません。小学校時代に日本一を獲った選手が中学・高校と日本一を獲り、その後日本代表選手となる。その選手が持っている才能からすれば当然のことかもしれませんが、小学校時代にやっと県代表として全国大会に出場した選手が日の丸をつけてくれたのも忘れられない最高の思い出です。

平成17年4月、青森山田中学校に一人の新入生が入部してきました(以下、彼)。当時、練習場である「青森山田学園国際卓球センター」には8台×2列の卓球台が配置されていました。青森山田は、『完全実力主義』です。力があれば中学生でも『上』で大学生と練習ができ、力がなければ大学生でも『真ん中辺り』で高校生、中学生と練習です。全国中学大会が終わり、シングルスで全国優勝した選手でも、母体に帰ってくれば『真ん中よりちょっと上辺り?』。まだまだ目指す先には超えなければならない選手達がたくさんいました。『完全実力主義=切磋琢磨』。

当時、吉田安夫卓球部総監督は力のある『上』の選手達をさらに世界で勝てるように、私はまだまだ基礎技術のついていない『下』の選手達を少しでも『上』に近づけさせられるように、しっかりと役割分担がなされ日々の指導に取り組んでいました。彼の1歳年上で当時中学2年生だった松平健太選手は、このころすでに『上』で、当時、全日本でも活躍していた青森大学の坂本、高木和健選手、青森山田高校の村守・張・坪口・横山・高木和卓・大矢・水谷選手らと質の高い練習を行っていました。

『下』で私の前に現れた彼を最初に見たとき、正直「中学~高校の6年間もつだろうか?」と心配しました。彼、ごめんなさい。ブンブン振り回すだけのフォアハンド、バックハンド・ブロック・SV・RV・試合運び….。全てにおいて追いついていない、特長のない選手でした。

しかし、その持ち前の「元気の良さ」と「何としてでも『上』に行きたい!」という気迫あふれる練習、中学時代は1日たりとも欠かさなかった規定練習後の自主練習。彼は私の第1印象を徐々に覆し始めました。

中学2年生になり、全国中学校選手権への第1関門、青森県予選が始まりました。彼は第8シード。同じ青森山田の同級生は第9シード。東北大会へ進めるのは8人のみ…..。手の内を知り尽くした同志の試合は僅差で彼が勝利しました。「根性勝ち。戦術勝ち。」でした。試合が終わり、常にはチェックしていない彼の卓球ノートを「ちょっと見せて!」とチェックさせてもらいました。そこにはこの県予選で対戦するであろう対戦相手のSV・RVは勿論、コース取り、競ったらどんなSVを出してくるか、相手が苦しいときに見せる表情の意味までビッシリと書かれていました(驚)!
「ここまで入念に準備して試合に挑める選手は最近では珍しい…..。彼は勝ち上がるかもしれない。」

全国中学ではランキング入り、全日本カデットでもダブルスでの金メダルと、徐々に全国的にも頭角を現して来ました。
(全国大会で実績を出し始めた「彼」の後編に続きます。写真のなかに「彼」はいます^^)

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