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ドイツ1部監督。青森山田前監督

この1球に魂を込めて!青森山田学園で最も伸びた『彼』とは?(後編)

この1球に魂を込めて!青森山田学園で最も伸びた『彼』とは?(後編)

高校1年生になり、彼の勢いは止まりませんでした。埼玉県で行われたインターハイでは自身初の3位に入賞し、「青森山田シングルスベスト4独占」という快挙の一役を担いました。そして夢であった日の丸をつける日がとうとうやってきました。

高校3年7月のITTFワールドツアー・ジャパンオープン。U-21シングルスに初めて出場した彼は並み居る海外の強豪選手を破り、とうとう決勝戦に進出しました。決勝の相手は中国の林高遠選手。世界ジュニア中国代表として、何度も日本選手の前に立ちはだかった選手です。ゲームカウント3-3、10-8リード…….!

素晴らしく価値のある銀メダルを青森に持ち帰ってきた彼ですが、「先生、とうとう体が限界に達したようです。インターハイ前の大事な時期ですが、病院に行って検査したいと思います…。」腰に痛みを発生し、高校3年生の最も大事な夏は不完全燃焼で終わりました。高校2年生時には血尿が出てしまうまで自分の体を追い詰めたこともありました….。

大学進学後も全日本学生選手権、全日本学生選抜大会のタイトルを撮り、名実ともに日本学生界のトップ選手に認められた彼。しかし、全日本卓球選手権での活躍は全くないまま大学生活最後の年を迎えました。

そして迎えた平成27年度全日本卓球選手権大会男子シングルス決勝戦。まずはライトアップされた入場口から堂々と入場してくる選手は、絶対王者『みずたに~じゅん!』
対戦する相手は準決勝までに何人もの「格上」の選手達を「一球一球に魂を込めた渾身のフォアハンドドライブ」で撃破してきた彼、「絶対王者水谷に挑戦する選手は~!」

『明治大学・じん~ たくや~!』
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「ファーストゲーム・ラブオール!」
東京体育館の3階で試合を観戦していた私の斜め前に座っていた何人かの方々が「神~!頑張れ~!魂のフォアハンドだ!」と声援を送って下さっていました。
涙腺の弱い私は「凄いな巧也。あなたの卓球をこんなにも応援してくれる人たちがいるなんて。凄いよ本当に。」少しだけウルッときました。
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余談ではありますが、青森市から200キロ離れた花巻市で暮らしている妻と子供たちに会いに行くときに、東北自動車道・青森中央ICから高速に乗って15分。青森県黒石市に流れる「浅瀬石川」という川を渡ります。この川を渡るたびに、黒石市浅瀬石小学校出身の巧也のことを思い出します。
「今日はどこで、今日のベストを尽くしているんだろう。」
平成27年度全日本選手権男子シングルス。まさしく努力の神が、神に舞い降りた瞬間でした。
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この1球に魂を込めて!青森山田学園で最も伸びた『彼』とは、
神 巧也選手(青森山田中学~青森山田高等学校~明治大学~シチズン)でした。

インターハイ期間中は、このブログを更新することができません。少々お休みを頂きます。
 (写真提供:バタフライ)

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