公式

ドイツ1部監督。青森山田前監督

【ブンデスリーグ第12節】オクセンハオゼンに連勝!2021年絶好のスタート!

【ブンデスリーグ第12節】オクセンハオゼンに連勝!2021年絶好のスタート!

1月3日(日)ホームにオクセンハオゼンを迎えて2021年の試合が始まりました。この試合に向けて選手も私も1月1日から練習。しかしシュテガー選手が首を痛めてしまい試合に出場できるか微妙な状態。クニックスホーフェンに入ってからも入念にマッサージを受け、出場できるかは試合当日に判断しようと話をしました。

前半戦でオクセンハオゼンに勝利しているので、この試合にはカルデラーノ選手(ブラジル/WR6位)が出場してくることを予想しましたが、カルデラーノ選手も怪我をしたらしく、前半戦と同じ選手が出場してきました。「相手はゴジー・シモン選手(フランス/WR20位)、カナック・ジャー選手(アメリカ/WR28位)とはいえ、同じ選手での前半戦では勝っているので、この試合は絶対に負けられない」と心に決めて私も試合の準備をしました。シェテガー選手は当日の朝の練習で「コージ、大丈夫だ。行ける!」と言ってくれたのでエースにシュテガー。ジャー選手に3連勝中のキリアンが3番。2番にサリフー選手で勝負をかけました。

15:00試合開始。無観客が続いていますが会場は緊張感が漂っていました。

1番 シュテガー選手 vs ジャー選手。まだ勝ったことのないキリアンを避けてジャーが2番に出てくるのは想定済み。非公式ではありましたがデュッセルドルフ・マスターで1度戦っているのでその試合を分析しながら戦術を立てました。「フォア前のレシーブをフォアハンドでさせるためにロングサーブを混ぜながら罠を張っていく」戦い方で3対0で勝利!世界28位に貫禄勝ちをするバースティーは強い!

2番 サリフー選手 vs ゴジー選手。同じフランスで同世代の選手として戦ってきた両者の対戦は台上技術に幅のあるゴジー選手が3対0で勝利。

3番 キリアン選手 vs クルジスキー選手(ポーランド/WR360位)。今シーズンから1部にデビューした18歳の選手ですが、アルーナ選手(ナイジェリア/WR20位)に勝利するなど将来を有望視される若手として存在感を表している選手です。両ハンドでのカウンタープレーと物怖じしない試合態度は当たりだすと怖さがありますが、キリアンが落ち着いて試合を進め3対0で勝利!

4番 シュテガー選手 vs ゴジー選手。2019年世界卓球で中国の許昕に勝利しベスト8に入ったゴジー選手は今シーズンも好調で、前半戦を終えシングルス勝率1位。シュテガー選手は前半戦ではフルゲームで敗退しましたが、最後の1点を取るための明確な戦術がなかった試合でした。ゴジーに2点取られるとダブルスは全く読めないので、私も前半戦の試合を何度も見直して「バックが強く、フォアは安定しているゴジーにどうやって最後の1点を取るか」考えました。「フォアは回転量はあるが一発は絶対にない。そしてストップに対しては打ってくるように体を入れてくるけど実はフェイントだけで打ってこない。ここに騙されない」ことをバースティーに伝え試合開始。高速ラリーあり、大きな打撃戦ありの超ハイレベルな試合展開でしたが、バースティーの細かさと判断がゴジーを上回り3対1で勝利!

「よっしゃー!」

【 ハイライト動画です 】

同じ日に行われた試合で上位にいるベーグノイシュタッドがグルーンウェッターズバーグに敗退したためリーグが大混戦になってきました。前半戦で無敗だったロブレス・フェガールのダブルスがゲームカウント2対1、10対5リードの場面からダン・ラスムッセンのダブルスに大逆転負けをしました。

クニックスホーフェンは現在6位。2位から10位までが混戦です。

「何とかベスト4に残りプレーオフに行こうぜ!」試合後に声をかけてもらいました。もちろん大きな目標ではありますが、1試合1試合が勝負。先を見過ぎないで次の試合に全力を尽くすことしかありません。次節は上位のベイグノイシュタッド。前半戦は2対3で負けていますが、ここを乗り切ればチャンスが広がります。

それにしても世界の20位と28位相手に2連勝してくるバースティーは本当に凄いです。彼の凄さは相手の特徴と戦術を伝えれば同じ相手に2回連続で負けないことです(2連敗はティモ・ボル選手とマティアス・ファルク選手だけです)。2度のオリンピックでメダルを獲得した経験とはこんなに凄いのかと改めて感じます。シェークハンズのプレミアムサイトでも私がZOOMでバースティーにインタビューした(私が質問したかったのですが)動画を編集し近日から配信しますのでお楽しみにして下さい!

ランチ1回分の月額料金でプレミアム動画が見放題!詳しくはこちら!