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ドイツ1部監督。青森山田前監督

卓球ってワンダフルいやビューティフル!ブレーメンに3対1で勝利!!

卓球ってワンダフルいやビューティフル!ブレーメンに3対1で勝利!!

勝った試合だからそう言えるのかもしれませんが、もし負けていたとしても同じタイトルをつけたと思います。

試合終了後にファンの方から「コージ。卓球は素晴らしいスポーツだよ。今日の試合は何てワンダフルなんだ!いやビューテフルと言ったほうがふさわしいな!本当に興奮したし感動したよ。」と言ってもらいました。

これが卓球!これが正に地域に根ざしたプロフェッショナルスポーツ!

今節から後半戦のスタートです。前半戦では3対0で勝利したブレーメン戦ですが、同じような試合になるとは全く想像できず、大黒柱に成長した及川選手の踏ん張り、そして「コージ、俺はホームゲームで勝てないんだ。メンタルの問題かもしれない。」と前節が終わってから相談してきたキリアン選手の勝利が最も必要でした。会場のシェークハンズアリーナから徒歩1分に自宅があり、正に生粋の「ミスタークニックスホーフェン」のキリアンが抱えているプレッシャーは想像を絶するものがあるのだと思います。

「今日もフルファイトで選手を支える!」の決意で臨んだ一戦でした。

第1試合は及川選手 vs ランビエット選手(ベルギー/WR91位)過去に国際大会で何度も対戦している両者。及川選手はほぼ勝ってはいるものの、いつも接戦に持ち込まれる選手です。向かってくるランビエット選手に第3ゲームを取られますが必死のプレーで勝利!

第2試合はキリアン選手 vs シュテガー選手(ドイツ/WR55位)ここバイエルン州のレジェンドであるシュテガー選手に対し、第2ゲームから「得意な戦術を捨ててあえて打ち合う」ゲームに作戦変更し、貴重な勝利をあげます!あまりの安堵さにベンチで涙を浮かべるキリアン選手に対し、多くのサポーターから鳴り止むことのない拍手が送られました!

第3試合はベンス選手 vs スッチ選手(ルーマニア/WR84位)前半戦は勝っているものの粘り強いスッチ選手。ゲームカウント2対1。第4ゲーム10対6とマッチポイントを握りますが、何とここからスッチ選手の驚異の粘りにあい逆転負け。勝負はエース対決へ。

第4試合は及川選手 vs シュテガー選手。昨シーズンはフルゲームジュースで勝利していますが、今日はお互いが「裏の裏」を読み合う正に心理戦。シュテガー選手の得意の「ヤンジェネロングサーブ」を回り込んで一発でレシーブしたい及川選手に対し、それを見抜いているシュテガー選手が最後まで最も得意のサーブを封印。及川選手も「逆回転サーブ」で得点できるのですが「待たれています」と自信のあるサーブを使えず、勝負はフルゲームに突入します。
第5ゲーム、シュテガー選手サーブでスタート。一本目、ヤンジェネロング!がサーブミス。そして及川選手には「相手は待っているかもしれないけど、絶対に嫌なんだ。出さないで終わってしまうわけにはいかないよ。逆回転からフォアを攻めて力と力で勝負して来い!」と檄を飛ばし最後は根性のフォアドライブで強敵シュテガー選手に勝利しました!
【ハイライトビデオです】


精も魂も尽き果てました笑。

これでチームは4勝7敗の8位(11チーム中)。及川選手の勝ち星も12勝4敗の4位に上がりました。
片付け
子供達も会場の後片付けを手伝い、終わってからサポーターの方と一緒に食事をするのですがその瞬間が本当に嬉しいです。(我が家の夕食も兼ねています)もちろんホームで勝った時はその嬉しさは100倍です!

試合終了後、ロッカールームで着替えているシュテガー選手と少し話をしました。
「コージ。卓球は本当に複雑で難しいな。でもそこがビューティフルだと思うよ。今日はクニックホーフェンの選手は強かった。次は負けないよ」

今年37歳ながらいまだにトッププレーヤを維持するシュテガー選手は私が最も尊敬する選手の一人です。

「バースティン(シュテガー選手)、ありがとう。でも俺も負けないよ(笑)」と言って別れました。