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ドイツ1部監督。青森山田前監督

心優しきシルバーコレクター(後編)町 飛鳥選手

心優しきシルバーコレクター(後編)町 飛鳥選手

(写真提供・卓球王国)
町 飛鳥選手(青森山田中学~青森山田高等学校~明治大学)以下、飛鳥。

平成26年1月。「国内で最も権威のある大会」がやってきました。
大会序盤、ベンチコーチに入っている隣の台で「塩野選手((㈱東京アート)vs飛鳥」の試合が行われていました。
塩野選手はその年の国際大会で大活躍をし、この「全日本卓球選手権大会」でも上位進出を果たすだろう選手でした。
その試合を大接戦の僅差で勝利した飛鳥はインタビューでこう答えました。
「塩野さんの動画を100回以上見ました。自分にできる戦い方かは自信がなかったけど、この試合に賭けて練習をしてきました。」と。

「(飛鳥は、この全日本)来るかも….。」そして、
「(中1の)あの時に似ているかも。そこまで勝負にこだわってくるとは…。」私は直感的に思いました。

勢いに乗った飛鳥は、並み居る強豪選手に競り勝ち、とうとう、「夢の舞台」である決勝戦に進出しました。決勝では水谷選手に敗退したものの「町飛鳥」を充分にアピールした大活躍でした。

決勝戦が終了し、飛鳥が観客席に上がってきたところですれ違いました。
「飛鳥。凄い活躍だったよ。ナイスゲーム!」
「先生。ありがとうございます(笑)!」
「でも、またシルバーだぞ(笑)!」
「はい。それはわかっています。悔しいです。でも、今まで数多くもらったどのシルバーよりも、僕の中では最高に価値のあるシルバーっすね(笑)。」

涙腺の弱い私はグット唇をかみしめ、飛鳥と握手をしました。
「本当にその通りだ。よく頑張ったね。」
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平成27年度・大津インターハイが終わり、手伝いに来てくれていた飛鳥は1通のラインをくれました。

板垣先生お疲れ様でした。最後のインターハイで団体、シングルスで優勝する姿が見れて本当に行った甲斐がありましたし、ヤマダのOBでよかったと思いました!おめでとうございます。(途中省略します。)
在学中迷惑ばかりかけていたので、少しでも恩返しができればと思って応援に行かせていただきました。中1で入学した頃から知っている後輩たちの最後のインターハイは僕も胸が熱くなるものがありました。みんな本当に成長し、強くなっている姿は刺激にもなりました!みんなに勇気と元気を貰ったので、これからまた頑張っていきたとい思います!
インターハイ名物の板垣先生の雄叫びが聞けなくなるのはみんな残念です(笑)またいつか僕のベンチに入って盛り上げていただきたいです!板垣先生、本当にありがとうございました。

涙腺の弱い私でなくても、涙が溢れてこない人はいるでしょうか。こんな素晴しい少年と出会うことができて…..。

卒業生の素晴しい活躍は、いつの時も私に感動を、そして
「自分ももっともっとチャレンジしていかなくては!」という「一歩踏み出すことの勇気」を与えてくれます。

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